ラムネ、ころころ

ただのオタクの戯言

ぼくの友達千穐楽おめでとう!〜時差すぎて意味わかんないよSP〜

どうも、ちくわぶです。

 

とうとうぼくの友達、観終わってしまいました。

計6回観に行けました。たくさんのご縁のおかげです、本当にありがとうございました。

 

千穐楽終わってから感想やらなんやらアップしようと思っておりましたが、まとめるのに時間がかかってしまい結局時差ハンパなくなっちゃいました。

 

以下、個人的な感想です。私なりの解釈を書き綴るのでここ違くね?って所あったらソッと教えてください。自分の脳みそのちっぽけさに打ちひしがれます。

 

ここまで書いたのが恐らく2月中旬、その後ウンウン唸りながら加筆修正していたらあらビックリ、3月が終わってしまう!仕事がとてつもなく暇なのでカタカタして更新しております(仕事しろ)

 

自分の役者としての未来がかかっている映画撮影の2週間前に自分が演じるマフィアの元に一人で乗り込んでいったトニー。無鉄砲なのかなんなのか…。

私のちっぽけな脳みそで計6回観て一つの結論にたどり着きました。

ぶっちゃけトニーは今後の役者人生がどうなるかって考えずにただ演じるからには完璧に演じたい、お芝居が大好きなんだ、って。

いや、まあ、考えてたと思いますよ(どっちだよ)これでしくじったらドラマ界からも追放、映画界からも追放されることになって大好きなお芝居が出来なくなるっていう気持ちはあったでしょう。

けどシャロンと2人で演技の話をしているときに本人が言っていたように舞台出身の役者なんですよね、トニーさん。

けど、フィールドをドラマ・映画に変えた。なぜ?

舞台俳優として輝いている役者さんも大勢いる、TVにでなくたってお芝居はできる。

なのにわざわざ競争率の高い(イメージの)TV業界に進出した。

なんか策略があったわけではなく、単純に自分がどこまで通用するのか試したかったのではないでしょうか。

現実世界でも素晴らしい舞台役者さんってたくさんいますよね。けど普段から舞台を観に行ったり、観劇が好きな人以外からの知名度は低い。吉田綱太郎さんもそうでしたよね、一回何かでTVに出てから大ブレイクした感じ。だからトニーも映像の方にシフトチェンジして昼ドラに出て、賞ももらったりして。

まあ単純にお芝居の幅を広げるためにTVとかに出るようになったのかもしれないし、有名な映画監督さんがトニーの出ていた舞台を観に来てなにか光るものを感じて映画に出ないかってスカウトしたのかもしれないし。原作本読んでないので全部わたしの想像だけど…。

フランキーの前で演じて見せたマクベス、台本を読みながら演じた人形遣い

どちらからも

お芝居が好きだ~~~~~~~!!!!!

っていうトニーの熱い気持ちが伝わってきました。ハードボイルドコメディと謳われているように、コメディだから笑える要素もたくさんありました。マクベスのシーンで笑いが起こる公演もありました。私は素人なのであそこが本当は笑うべきシーンかどうかは分かりませんが、少なくとも私はあのシーンで泣きました。言葉ひとつひとつの重み、熱さ、ひしひしと伝わってきました。もう一つ、そのあとの11歳のフランキーのシーン。フランキーから台本を渡され読み聞かせろ、とのムチャ振り。最初こそ戸惑っていたものの台本を開いたらもうすでに人形遣いの世界に入っていたトニー。鳥肌が立ちました。ちょっとオーバーに舌足らずにセリフを言ったり、大げさに身振り手振りしていたと思います。けれどそれが却ってリアリティが増し、観ている私も一気に11歳のフランキーの生きている世界に引き込まれました。

キャパ170人の小劇場での3人芝居だからこそ、三者三様のお芝居を近い距離で感じられたなってすごく思いました。舞台は生き物だから、アドリブあり、セリフ回しも毎公演異なる。今までいろんな舞台を観てきた中でもぼくの友達ではそれを改めて肌で感じることが出来ました。毎回異なるフランキーからのムチャブリに、トニーの反応がどんどん早くなっているのが回を重ねることに感じられました。

自担である辰巳くんの初単独主演舞台だから、辰巳くんが主役だから、そういう風に感じたわけではないのかなあって思います。もちろん自担のひいき目は少なからずあると思いますが、客観的に観ても役になりきる、というか役が憑依しているような、私のちっぽけな脳みそと少ない語彙力じゃうまく表現出来ないのが悔しい...。ナチュラルだったのかなあ。あの舞台に立っていたのは俳優辰巳雄大ではなく、トニーでした。お芝居が大好きでちょっとヘタレな1人の俳優トニーが立っていました。役柄がアメリカ人?海外の人の役柄だったのでオーバーリアクションがあったり、コメディだから笑いが取れそうなリアクションを取ったりもしてましたが、それすらもナチュラルに見えました。トニーっていう人はお仕事中じゃなくてプライベートでこんな姿なのかな、みたいな。これこそひいき目かなぁ。

とにかく、何回観劇しても新たな発見があり、毎回エンディングも違ったように感じました。あからさまに怪しいトニーと疑っているフランキー、自由そうに見えてすごく人を見ているシャロン。最後に観てから2か月がたちましたが、未だにアマガンセットで3人が過ごしている姿が簡単に思い出されます。最初はお互いに探り探りだった3人も、最後には家族のようになっていて。

きっとあの後トニーはハリウッドに戻って人形遣いの撮影を無事終えて、映画も大ヒットしたんじゃないかなあ。完成披露試写会とかキャストが登壇するプレミア試写会にフランキーとシャロンを招待したのではないかなあ。もちろん、この映画のモデルとなった伝説のマフィア・フランキ―としてではなく、フランキー役を演じたトニーの友達として。

もし映画がヒットしなくてもトニーはやりきったから、舞台俳優に戻って舞台で活躍しながらたまの休暇にアマガンセットを訪れているんじゃないかなあ。フランキーの豪邸の門を通って、番犬にビビりながらフランキーがいるビーチチェアの方にサングラスかけて早足で行くんじゃないかなあ。2人で毛バリを持って湖に行っておっきい魚釣りしてるんじゃないかなあ。3人でシャロンの作ったミントジュレップ片手に豆とか食べてるんじゃないかなあ。よく考えたらマメが豆食べてたんだね、共食いじゃん。(笑)

藤原竜也くんが好きで色んな舞台を観に行きましたが、こんなにも幕が下りた後を想像したのは初めてで。わたしは上に書いたみたいな未来があるのではないかなあって思うけれどもきっと他の人は違う未来を描くわけで。観劇した人の数だけ解釈や捉え方があるのだろうなあって思うととっても面白くって。千穐楽が終わってもうすぐで2か月たつというのにわたしの心をつかんで離さない、そんな舞台だなって思います。

こんなにも面白さが尾を引く舞台が初単独主演なんて、今後の俳優 辰巳雄大の躍進が楽しみで仕方がないし、今まで腐った時期もあっただろうけど地道に真面目に歩んで来た彼だからこそ、この役を掴めたのだろうなって思うと、ファン歴はとっても短いわたしですがとっても誇らしいです。わたしが応援してる人ってすごいんだよ!魅力にあふれていて、その魅力を知れてハマって応援出来てるわたしってとってもとっても幸せ者なんだよ!って声を大にして言いたいですね。

辰巳くんをもっと早く知れたら、もっと早く魅力に気づいていれば

ってずっと思ってたんですけど、ぼくの友達を観劇してから考え方が変わって。

初めて観たSHOCKが帝国劇場じゃなくて梅芸で、最前列ほぼセンターで、ふぉ~ゆ~が4人じゃなくて2人ずつ出てて、コウイチの横でキラキラ輝いているタツミに目を奪われて、夢見心地のまま翌日を迎えたら辰巳くんの初単独主演舞台が決まっていて。

すべてが運命だったのだなって思います。(痛いヲタク)たまたま第三希望の9月15日のSHOCKが当たって、たまたま視界に入ってきたのがタツミで、たまたま観劇した翌日に発表があって。全部たまたまなんですけど、もし9月15日に観に行っていなければ、もし最前列じゃない遠い席から観ていたらって考えると、きっと今頃ふぉ~ゆ~の魅力を知らないまま平凡な毎日を過ごしていただろうし、辰巳くんのファンになっていなかっただろう。そう考えるとすべてが偶然だけれどもわたしにとってはとっても大きな意味があって。うん、なんだろう。(語彙力)

話が脱線しちゃいましたが、ぼくの友達で観たアマガンセットの景色とフランキー、シャロン、そしてトニーは一生忘れられないと思います。

 

あの三人が生きている世界を、トニーの生き様を見せてくれてありがとう。

とっても楽しくてとっても幸せな1か月でした。

そしてまた辰巳くんが舞台の上で、キラキラ輝いている姿をたくさん観たいなって思いました。

 

 

3700文字!長すぎる...(笑)

ていうか途中改行もせずダラッダラ書いちゃって読みずらいのなんの...まあ備忘録的に書いてるからいっか。

もしここまで読んでくださった方いらっしゃいましたらありがとうございます。ブラックサンダー送ります。

 

 

おしまい。